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No.059 '08サウスチャイナシー 第4ステージ

2008racereport-no.059-01.jpg第4ステージは広州でのレース。

クリテリウムというにはコーナーがないオーバルコースで、1周4.3キロを25周する107キロ。

2年前だったかにこの同じステージだったときは下りきってゴール、4位だった。

今年は登りの入り口がゴールに変更。これで最後のスプリントのときに、登りでパワーロスする選手にすればよい条件だが、俺的には下りゴールもしくは登りきったところゴールでもいい。



スタートからまたもや香港チームがコントロール。

今日は少し風もある。意外と今日は面白くできるかも。あとはどこまで香港がコントロールし続けるのか、そして誰が攻撃するかで香港チームの負担が変わる。

日本チームは今日も元気だ。昨日逃げまくった西谷、そして飯島らが攻撃。これは香港には負担が大きいはず。
2008racereport-no.059-02.jpg
俺自身今回はポイント賞を狙うには大きく後退しているので、彼らのポイント争いにはマイナスにならないように考慮、昨日と同じくできるところは協力するようにする。

1回目のスプリント、西谷が1位通過で俺は3位通過。4位まで賞金が出るので少しずつ稼いでいこう・・・

2回目は取りにいくも中国の選手に体当たり、そしてその後に斜行され4位に。

3回目は見送り4回目のスプリントはきっちりと1位通過。

今日も何度となくレースは動きかけ、そして香港はほぼ崩れかけるがそこで耐えた。

耐えたと言うよりも昨日ステージ優勝をしたデンマークが、香港との戦いを小休止させて区間賞狙いにスウィッチしたためだ。

もしかしてグルか?

2008racereport-no.059-03.jpgここで俺はローマンとコンタクト、今日も俺のアシストに徹してくれる。

ラスト2周から集団は急にナーバス。俺はとにかくローマンを信じて彼の後ろをきっちりと押さえる。



ラスト1周。ローマンはコウデントソフの後ろをキープ。ここで集団内はナーバスになり俺は少し離れてしまう。

ここでうまく上がることができずスプリント開始。それほど速いスプリントでなかったため、なかなか隙間が空かなかったが最後は6位まで位置を上げてゴール。

今日は勝てるスピードを作ることが出来た。フィジカル的には良い波長に入っていると思う。あとはもう少しプッシュ、そして・・・

オーバルコースということで展開が目まぐるしかった。そのため今日の平均時速46キロ。集団内ではそれほどきつくなかったが、コントロールする香港チームにはきつかったに違いない。明日以降はそのこともきっちりと利用しなければならない。



今日でレースは折り返し。思っていたよりも自分の持ち味を出せず、数字的にも満足できるものじゃない。
2008racereport-no.059-04.jpg
あとは焦らず落ち着いて、どうやって残るステージを走り攻めるのか、そしてどうやれば相手をつぶすことができて勝てるのか・・・

写真
01:日に日にチームメートとの連携もスムーズに
(撮影Hideaki TAKAGI)
02:撮影:Hideaki TAKAGI
03:ラスト2周、チームメートが誰かに押されて大落車 (撮影Hideaki TAKAGI)
04:ゴールは6位。スピードは作れたが位置が悪かった
(撮影Hideaki TAKAGI)



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