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No.052 '08ツアー・オブ・タイランド 第3ステージ

第2ステージ区間賞の興奮冷めやらぬ第3ステージ、今日から3日間連続で200キロ以上のステージが続く。

スタート直後に2人がアタック。さすがに2日間の疲労か集団の反応はない。しばらくしてアタックが繰り返されるが2人には追いつかず、昨日と同じようにタイがコントロールしはじめる。

暑い、いや熱い。

とにかくこのタイに入ってから常に熱さが付きまとい、脳ミソが沸騰しそう。そんな中で頭をフル回転させ、そして体をフル稼働させ走っている。

集団も同じ感覚なのだろうか。

この日は2人を追うと言う雰囲気はなく、最大で20分ほど開く。これは逃げ切りじゃないだろうか・・・

そういった空気が流れ始めた頃、突如集団でアタック合戦になる。

何度も集団は分裂し合体。その都度先頭とのタイム差は縮まっていくものの、思ったほど詰まってはいかない。

そしてギリギリ逃げ切るなという判断で俺たちは主導権を握らず、3位争いの集団でのスプリントを考える。

前日に勝ったことで皆の動きは躊躇なく良かったが、今回は最後の詰めの部分で連携がうまくいかず、6位という結果だった。



2008racereport-no.00Ôºî-01.jpg 昨日の勝利は重要な箇所でお互いが良い動きを俺に提供してくれた。

が、列車を作ってとか集団をオルガナイズしてと言う点ではまだできていない。というよりもやったことがないのだから仕方がない。

勝ったことで、すべて出来るという感覚でチームメートはレースを組み立ててみたが、そういう状況では強い相手だと上手く進まない。

たとえどんな相手だろうと全力を尽くさなければならないし、自分の力を過信してはいけない。

今回のステージのミスはそんな当たり前のことを再認識する場になったのではないだろうか。



写真:

第3ステージゴール後

レース後すぐになぜダメだったかの反省。

Takumichi MATSUMURA

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