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No.049 '08Wo Tong Mountainヒルクライム
11月末から中国Shenzhenで開催されたサイクルショーに併せてレースが開催された。
今回はショーにも間接的に関わっているので視察することも大切な渡航理由だったが、それと同じくレースに出場することも大事な理由だ。それは自分が自転車選手だと言うこと、そしてこれからの1年間、自分自身で悔いることなく「自転車選手・三船雅彦」を全うしたいと考えているからだ。
当初はビッグスポンサーを獲得して大々的にショー会場近くでレースを開催するとのことだったが、スポンサーが集まらずローカルレースとなってしまったことは残念だ。
だが小さなレースといってもきちんと賞金は出される。それはモチベーションを維持するのに十分な理由だ。
レースは7キロのヒルクライムでおよそ500mほどの標高差を駆け上るコース。
スタート時間よりかなり早く着くことが出来たので頂上まで試走を兼ねて走ってみる。
所々で勾配が緩くなってはきつくなる、の繰り返し。平均では7%ぐらいだが、体感的にはほとんど9〜12%。ゴール前は15%以上の勾配か。
41T×23Tしかローギヤがないので、試走の段階で結構きつい。あとは体幹を意識してのヒルクライムトレーニングを秋以降こなしてきたが、これがどこまで役に立つのか、だろう。
一緒にレースに参加したマルコポーロで活動する「ケンジ」ことChi Yin Leungは、昨年まで一斉スタートだった去年の優勝タイムが24分ちょうどぐらいだったから、多分23分台にはなるだろうと推測。24分を目標タイムに設定して挑むことにする。
お国柄かスタートまでスタート位置で待機したまま1時間以上遅れる。
1分おきにスタート。いきなり急勾配だからここでリズムを作るのは難しい。だからと言ってスピードを落としすぎると後発の選手に目標にされて追いつかれてしまう。
スタートと同時に下記のことに気をつけて走る。
インナー×ローで呼吸を整えてリズムを作ってのペダリング。
心拍を最大の92%あたりに設定。試走したときのラスト1キロの急勾配などを考えると、中盤にオールアウトペースはきつそうだ。
スタートして3分弱、まずは先発の選手をキャッチ。これでいいリズムを作ることが出来る。そして2人目、3人目とキャッチ。自分が思っているよりもハイペースなのか???ローギヤ固定だがケイデンスをやや高めで一定にしていく。
中国の有力チームであるチャンピオンシステムは、出場選手に無線を持たせて指示を出しているようだ。そのため随所にスタッフが待機している。
後で知ったが序盤のペースは落としたと思っていたが、それまでのベストレコードを更新して走っていたようだ。後半に有力選手が固められているからそれだけノーマークと言う見方もあるが・・・
心拍も94%までのペースで残り距離も半分。
このあたりでやはりハイペースだったのか思ったよりもペースが上がらない。
ラスト2キロで一度下りを含む平坦路。試走時よりもスピードが出ていない。ここで伸びていないことを実感するが、とにかく踏まなくては・・・この時点で24分を切るのは厳しいスピード。
ゴールは蛇行しそうなほどに失速、ゴール直後は押してもらわなくては倒れてしまうほどの急勾配。
24分46秒。自分としては上出来なタイムだろう。あとは残る選手のタイムを見ないとわからない。
昨年のチャンピオンがほぼ24分、そして優勝した選手は唯一23分台(23分50秒台)だったそうだ。
ケンジが3位で24分24秒。
2008年度最初のレースはヒルクライムと、いきなり出鼻をくじかれるだろうとネガティブだったのだが、終わってみれば苦手意識を克服できる、そしてこれから始まる2008年シーズンの第1レースを良いイメージでスタートすることが出来た。
とにかくシーズンは始まった。一歩一歩確実に踏みしめていこうと思う。
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写真説明
上:ゴール前は止まりそうになるほどの急勾配。
中:表彰シーン
下:07年CORRATEC R.Tを使用(ロゴは海外使用のR.T.T)
急遽出場したためインナー41Tでローギヤ23T
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