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No.046 春のリッツクリテリウム

実業団カップ翌日、地元とも言える滋賀県草津市リッツクリテリウムが開催。チームからは日置と俺の2名がエントリーした。

マルコポーロはじめ何人かの選手は昨日の実業団カップにも出走し2日連続のレースとなった。

序盤からスピードを上げて毎周回設定されているラップ賞金も狙っていく。

序盤は俺が積極的に取りに行き、中盤を過ぎたところで日置とマルコポーロの野口の二人が抜け出しに成功した。

その差は20秒弱ほど。ここで他チームの選手の足を使わせるように心がける。どんなに格下だろうが小さなレースだろうが手を抜いてはいけない。まずは勝つということを徹底的に考えた方法でレースを進めていく。

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日置と俺でこのリッツクリテリウムの優勝回数を占めている。今回も日置を抜け出たことで安心していたが、実は一緒に逃げている野口はスプリント力もあり、日置には分が悪い。

俺は大きな差にならないようにし、念のため次の動きもマークしておく。

ラスト4周をきると前の二人との差が徐々に詰まりはじめる。

このレースは賞金が出るのだが、どういう組み合わせが分け前が多くのなるのか、走りながら考えていく。吸収して勝ちに行くほうがよいのか、それとも二人に逃げ切ってもらうのか・・・・しかしそうなると日置に分が悪い・・・

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そしてラスト1周。

自分の勝利だけを考えるなら、追いついたほうがいい。だが二人での賞金を考えると微妙だ。

そんな少し優柔不断な気持ちの状態でマルコポーロの小野寺がアタック。前の二人に追いつくのに手間取ることはなかった。逆にマルコポーロが完全に集団の先頭を固めてしまったために俺は小野寺を追走することが出来なかった。固められてというよりも、前出のように、気持ちに少し迷いがあったことが問題だろう。あとは日置の走りに奇跡が起こることを祈るしかない。

集団は4位争い。マルコポーロの竹之内がスプリント開始。しかしスピードはそれほど乗っているわけではなく、難なく捲くり4位でゴール、集団の先頭を確保した。

前の3人は、小野寺が追いつくも難なく千切れ、日置と野口の1対1のスプリント対決。

日置が先行しそのまま辛うじて逃げ切るという大波乱(チームメートながら失礼!)で日置が野口とのスプリント対決を制した。

日置の勝利は今季マトリックスの3勝目。ようやく勝つということが形につながりつつあるという印象を受ける。

あとは今季の目標である実業団レースでの勝利に向かって進むだけだ。

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