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No.009 Tour of South China Sea 第2ステージ

2005年12月27日 第2ステージ 88キロ 深圳龍華(中国)

去年のこのでのステージで区間賞をし、そしてそのままリーダージャージとポイント賞ジャージも獲得した。

第1ステージで30秒ほど遅れたが、そのおかげでうまくアタックすることに成功した。

今回は第1ステージでまさかの6分30秒遅れ。総合争いは完全に脱落してしまっている。

俺は区間狙いにターゲットを変え、今後のステージに挑むことにした。上手く総合狙いのやつらを利用すれば、自分に対してもチャンスは生まれるはずだ。その意味でこの第2ステージは総合1、2位を獲得している香港チームがどういうレース運びをするか、その他の選手達がどういう動きをしてくるのかを見極めるステージとなるだろう。

ゴール地点後の登りが一つのアタックポイントとなるはず。俺は序盤にペースを上げてみる。そのまま単独になる。半周逃げてみてそのまま集団に戻る。

集団の動きは鈍い。全体的にスプリントに備えるチームばかりだ。俺は1回目の中間スプリント、全力ではないが参加し2位通過。昨日もそうだったが、攻撃を終えた後に他力での展開を行おうとすると、まったく動きが止まる可能性がある。それを考えると全力でスプリントするのは危険だ。

このままポイントを重ねれば、もしかするとポイント賞が見えてくるかもしれない。

現時点でのポイント賞リーダーの選手はポイントを取るにはスプリント力がない。可能性が1%でもあるときは、それに対してチャレンジしていくのが俺の信条。若かったときのように、ただ力技のみではない。限られた力をピンポイントですべてを注ぎ込む。いつがその「ピンポイント」なのか。それを見極めるのが経験だ。

2回目、3回目の中間スプリントはタイミングが合わず獲得できなかった。そして4回目は香港の選手が全力でもがいていく。その後ろを上手くはまり再び2位通過。後は最後のスプリントだ。

小さな逃げはあるものの、香港チームはそれすら見逃そうとしない。確実にタイム差を奪い取り、集団ゴールにしていく。

ラスト1周ではどこのチームも主導権を握ろうとせず、終わってみれば黄金寶の区間賞。速いスピードからのスプリントではそれほどかもしれないが、中速域からの加速、そして集団内での位置取りなどは抜きん出ていている。

俺は悪くはない位置にいながら5位。結局最後は全然伸びなかった。

昨日で総合は消えている。あとは日々の区間順位、そしてそれにリンクしているスプリント賞を狙っていくしかない。

区間 5位

総合 21位

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