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No.007 05-06関西シクロクロス第5戦

05-06関西シクロクロス第5戦 京都府福知山市三段池公園

全日本選手権の翌週、関西シクロクロスは福知山三段池公園へと戦いの舞台を移す。

ここは関西シクロクロスの発祥の地。毎年いろいろなドラマが生まれているが、今年は車で到着するのも困難な雪と寒さでその日を迎えた。

丹波地方に入るとあたり一面銀世界。

試走の段階では雪が深いのと路面が凍結しているのとでまともに走れない。俺はこの日はマイアミと同じく34㎜のタイヤをチョイス。日本のレースでこれほど34㎜を投入したのは今シーズンは始めてだ。

スタートは非常にゆっくりしたペース。下手に競っていくと確実に凍結路面でスリップして取り返しの付かないことになる。俺はまずは安全に走りきること、そしてその中で勝負に徹して勝ちに行くことにする。

翌週には恒例のツアー・オブ・サウスチャイナシーに出場するので、ここで怪我をしては元も子もない。

1周目を終えて単独。少し遅れて白石とジュニアの竹之内がいる。そこで少しペースアップをすると、竹之内のみが追走してくる。俺は後ろに回って様子を見る。

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限界走行なのか小さなミスが目立つし、コーナーでもマウンテンバイクの選手特有の後輪を滑らすような走りをしている。シクロクロスの場合、ロードと一緒できっちり前輪にトラクションをかけないと走れない。本当に速いスピードになったときに差が出てくる。最初は巻き込まれるのはイヤなので差を開けて走行していたが、追いついて俺は後ろからアドバイスする。

彼が40分の走行時間を終了した後、俺は再び一人旅でそのままゴール。

終わってみればマイアミと同じく余裕をもっての優勝だった。

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